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2025/01/22 (Wed)
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奉天駅(現遼寧省瀋陽市瀋陽駅)
満鉄が建設した奉天駅。 瀋陽人には「南駅」とも呼ばれる。
(実際に1946年から3年間ほど「瀋陽南駅」という名称だった。)
1899年に帝政ロシアが瀋陽で最初の鉄道駅「茅古甸(東清鉄道)」を建設、
日露戦争後、付属地の割譲を受けた日本が1910年に南1.2キロの現在の
位置に移転。(10月1日に移転式が執り行われる。)
設計は東京駅を設計した辰野金吾の弟子である太田毅(おおたつよし)。
「辰野式」と呼ばれる赤レンガ造りで東京駅を偲ばせる。
全景。後ろのドームは建設中の高鉄(中国版新幹線)ホームの屋根。
2006年9月まで駅前広場には「ソ連赤軍戦死者記念碑」があった。
24.27メートルの高さの塔の上に13トンの戦車の模型を配置したもので、
1945年8月に発生した旧ソ連戦車部隊と関東軍との奉天駅攻防戦にて
戦死したソ連軍兵士の慰霊目的で1945年11月にソ連国防部によって建てられた。
駅前広場拡張工事と地下鉄工事の都合上、北陵公園近くの「蘇軍烈士陵園」に移転。
(下の写真は2004年のもの。中国のネットから転用)
建築当初からその外観に大きな違いはない。(左右翼の建物の増築有り。)
(古写真は中国のサイトから転用)
第二次世界大戦終了間際、アメリカ軍による奉天爆撃で一部が消失。
竣工当時の東京駅。
ドーム部分のデザインは奉天駅に酷似している。
1914年(大正3年)の開業。1945年(昭和20年)東京大空襲で
一部を残し消失。1947年に修復工事が完了し、現在の姿に至る。
東京駅は戦災で当時の3階建てが2階建てとなって修復されたとのことだが、
その復元工事が2007年から進行中で、今年2012年6月には竣工当時の
姿となるらしい。
(古写真はWikipediaから転用)
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2012/02/12 (Sun)
近代建築・史跡
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