中国近代建築・史跡・中国語・中国生活
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所謂「言語学」というのをアカデミックに研究とかしたことないので、
確実なことは言えないが、このブログのコンセプトのひとつでもある
「異言語間の接近」
というのは、ごく自然なことらしい・・・。
Wikipediaによると、
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%94%E3%82%B8%E3%83%B3%E8%A8%80%E8%AA%9E
交易などの交流による異言語間の語彙の借用
↓
一時的なものでなく、意思疎通のために混成語が自然形成され(ピジン言語)、
母国語とは別に第2言語として使用される。
↓
ピジン言語が母国語化(クレオール化)すると、クレオール言語。
ということらしい。異文化、異言語の人たちが意思疎通を行うために
言語を作り出していく。確かに自然。
実際、旧満州には「ピジン中国語」なるものがあったとのこと。(Wikipedia参照)
カタカナで書くと面白い。が、今現在、中国で働いている日本人でも
特に2、3年の短期の人たちの話す中国語はこれに近いかもしれない。
中国に滞在する人たちが増えれば増えるほど、
こういったピジン語が発展を遂げ、「新ピジン中国語」として
認知されていくかもしれない。
もちろん、一世紀近く前の満州では体系化された中国語学習のカリキュラムも
なかったわけで、同じような発展にはならないと思うが。
ちなみにピジン語は、中国語で「皮钦语(pi qīn yǔ)」と言うらしい。